くつ大好きな大森ですが、同じ足元繋がりで
長く技術が受け継がれて来た「下駄」も大好き!
今回、伝統工芸士山本政史さんにお会いして
日光下駄の魅力や厳選された素材など
多岐にわたり、詳しく教えていただきました。
せっかくなので
この抜群に履き心地の良い「日光下駄」について
皆さまにもご紹介したいと思います。
日光下駄が作られた江戸時代にさかのぼります。
格式を重んじる日光東照宮や社寺・境内など
日光山の神域境内に入る際は、
古くより草履を使用する決まりがありました。
しかしながら、日光は雪や岩場、坂道も多く
草履では不便だったことから
草履の下に下駄を合わせた
「御免下駄(ごめんげた)」が考案され
今の日光下駄の起源となります。
通常の下駄とは異なり
足に触れる部分は、日本古来種の竹皮を編んだ草履となるため
履きこむたびに、足になじみ
足の裏を刺激するため、血行が良くなり
夏場は、草履が汗をしっかり吸いこむため
履くうちに足裏はサラサラ。
また、鼻緒で体全体を支えることから
浮き指や、足のアーチ
外反母趾の改善にも特にオススメです。
いいとこばかりの日光下駄ですが
何より歩きやすくて
重心が正しくまっすぐ立つことを実感できると思います。
ぜひ、丁寧な手仕事によって作られる
日光下駄を一度お試しください。
注文はお電話でも可能だそうですが
直接、日光木彫りの里工芸センターに行けば
鼻緒の色や、草履のカラーオーダー
甲の高さや指の長さ
左右の足の大きさ違いや脚調整など
細かな打ち合わせができるそうですよ!
また「界 日光(星のリゾート)」でも
山本さんの日光下駄を履くことが可能です。
さすが、星のリゾートさん!