素材にこだわるHAFLINGERルームシューズについて
もっともーっと知っていただきたくて
『新常識 夏こそウール!』の第3弾です。ぜひ、お付き合いください。
これまでの、
・第1弾:ウールの吸湿性について
・第2弾:綿とウールの違いって? に続き今回は
第3弾、ベタベタチクチク?ウール市場の内緒話です。
今までのお話しでは、ウールという素材が
・天然素材の中で、最も吸湿性に優れていること
・表面をドライに保ち、接地面を冷やさないこと …などをお伝えしてきました。
でも本当のところ、
夏場のウールが「ベタベタした」というイメージや体験をお持ちの方は
多いのではないでしょうか?
そのベトベトの原因は、ズバリ!
ウールの中に「化学繊維」が混入しているからです。
吸湿性が低く、表面に湿気を帯やすい、ナイロンやアクリルなどの化学繊維は
ウールの中に入ると、どうしてもベタベタチクチクします。
そのため、化学繊維入りのウールカーベットなどは
触り心地の悪さから、夏は敬遠されています。
(100%ウールカーペットなら、全然違うんですよー!)
そして、もう1つ。
当店HAFLINGERルームシューズの素材は、
羊さんからいただいた、100%新しい「ニューウール」で作られていますが
ウールは、廃棄された古いモノを洗って再利用し、
新しいモノと混ぜることのできる素材です。
そのため「100%ウール」と表記があったとしても、
それが完全に新しい羊の毛か? それとも何%が再生ウールかなんて、
正直、消費者が調べるのは難しい状況です。
化学繊維が入っていれば、ベタベタチクチク。
古いウールが入れば、当然、吸湿性・保温性が落ちてきます。
これが、普段知ることのない
ウール市場の内緒のヒミツ話です(*´艸`*)
HAFLINGERさんも、もっと「ウチのウールはすごいぜ!」って言えばいいのにね(笑)
欲がないので、日本では知る人ぞ知る履物ですが、
一年中、ウールスリッパをご利用いただくお客様が多いのは、そんな上質ウールのおかげです。
「新常識:夏こそウール!」全4弾
・第1弾:ウールの吸湿性について
・第2弾:綿とウールの違いって?
・第3弾:ベタベタチクチク?ウール市場の内緒話
・第4弾:素足より気持ちい履物ができたワケ